データフロー図
Cliqer がどのデータを、どのチャネルで送受信し、どのように暗号化し、どこに保存するかを説明します。
このページでは、Cliqer におけるすべてのデータフロー、それぞれで使用されるプロトコルと暗号化、 そして保存されるデータと一時的にのみ扱われるデータについて説明します。本ページは セキュリティ審査および調達審査向けに作成しています。コンポーネント単位の構成については、 ソリューションブループリントをご覧ください。ファイアウォールルールと ポートについては、セキュリティとネットワークをご覧ください。
図
フロー
| # | フロー | チャネル | 転送中の暗号化 | 送受信されるデータ | 保存の有無 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | サインインとダッシュボード | HTTPS(TLS 1.2+) | TLS | 認証情報またはパスキーのアサーション、プロフィール(氏名、メールアドレス)、チーム、ライセンス、サブスクリプションの記録 | あり(アカウントプラットフォーム) |
| 2 | SSO(任意) | HTTPS、OIDC 認可コードフロー | TLS | お客様の IdP からの ID クレーム(メールアドレス、氏名)。「SSO を必須にする」を有効にすると、Cliqer はパスワードを一切扱いません | ID の紐付けのみ |
| 3 | SCIM(任意) | HTTPS、お客様のチームが発行したベアラートークン | TLS | お客様の IdP からのメンバー作成/更新/無効化イベント | あり(チームメンバーシップ) |
| 4 | ルームのシグナリング | WSS(TLS 1.2+) | TLS | ルーム ID、表示名、ピア ID、プレゼンス、接続メタデータ。プレゼンテーションの内容は含みません | 一時的な調整用の状態 |
| 5 | セッション制御とメディア | WebRTC、ピアツーピアの直接接続 | DTLS 1.2、SRTP | スライド操作コマンド、ポインター位置、タイマーの状態、カメラ/画面のストリーム | なし:保存されることはありません。直接接続できる場合は、参加者間で直接送受信されます |
| 5b | リレーへのフォールバック | TURN 経由の WebRTC(UDP/TCP/TLS) | DTLS 1.2、SRTP | フロー 5 と同じ。リレーは暗号化されたパケットを転送しますが、復号することはできません | なし |
| 5c | サーバーリレーへのフォールバック | アプリケーションサーバー経由の WSS | TLS | フロー 5 と同じ:制御コマンド、チャット、画面フレーム。直接接続も WebRTC のリレー接続もできない場合に限り、当社のサーバーが転送します | なし(転送のみで、保存されることはありません) |
| 6 | 決済 | 決済代行業者がホストするページへの HTTPS | TLS | カードデータは決済代行業者(PCI DSS レベル 1)にのみ送信されます。Cliqer が保存するのはサブスクリプションと請求書のメタデータで、カード番号は一切保存しません | メタデータのみ |
| 7 | サポートチャット(ウェブサイトのメッセンジャー、任意) | HTTPS + WSS | TLS | Cliqer とのサポート上のやり取り:メッセージと画像の添付ファイル。セッションとは別のものです。セッション内チャットはテキストのみのピアツーピア通信で、セッション終了後は保持されません。ただし、発表者が報告したメッセージは当社にメールで送信され、報告への対応が完了するまで保持されます | あり(アカウントプラットフォーム) |
| 8 | トランザクションメール | プラットフォームからの SMTP/HTTPS | TLS | 領収書、チームへの招待、セキュリティ通知 | 送信ログのみ |
| 9 | 接続記録とサーバーログ | WSS(TLS 1.2+)、参加時に記録 | TLS | 参加ごとの接続記録:ルームコード、入力された名前、アプリのバージョンとプラットフォーム、IP アドレス、おおよその国と都市、接続時刻と切断時刻。セッションの内容は含みません | あり(接続記録は約 30 日間、サーバーログは最長 90 日間) |
主な特性
- プレゼンテーションの内容はお客様のデバイスから出ません。 スライドが Cliqer に アップロードされることはありません。参加者間でやり取りされるのは制御コマンドと、有効にした場合の カメラまたは画面のストリームで、これらは転送中に常に暗号化されます。
- メディアと制御は転送中に暗号化されます。 参加者間では通常、WebRTC で直接やり取りされ、 DTLS-SRTP で保護されます。制限の厳しいネットワークでは、TURN リレーが暗号化されたパケットを 転送しますが、それを復号する鍵は持っていません。どちらも利用できない場合は、 当社のアプリケーションサーバーが TLS で保護された WebSocket 接続でデータを中継し、 そのデータを保存しません。
- シグナリングが運ぶのは調整用のメタデータのみです。 つまり、ルームに誰がいて、どのように接続するかであり、 何が発表されているかではありません。
- Cliqer のシステムにカードデータはありません。 決済画面と請求ポータルは 当社の決済代行業者がホストしています。
- サーバーとの通信はすべて TLS です。 暗号化されていないリスナーはありません。HTTP は HTTPS にリダイレクトされ、WebSocket 接続は WSS のみです。
保存先と第三者
| 保存先/事業者 | 役割 | データ |
|---|---|---|
| Cliqer アカウントプラットフォーム | 記録システム | アカウント、チーム、ライセンス、サブスクリプション、サポート上のやり取り |
| Cliqer アプリケーションプラットフォーム | Cliqer が運用する専用インフラ:ウェブアプリケーション、リアルタイムの調整、ストレージ | 調整用の状態、アップロードされたアセット、運用テレメトリ |
| エッジネットワークプロバイダー | トラフィックの中継、TLS 終端、DDoS 対策、STUN/TURN リレー。スタンバイコピーが廃止されるまで(2026 年 10 月 24 日頃)は、ロールバック用としてそのコピーを保存 | 転送中のトラフィック。廃止されるまでは、接続履歴(IP アドレスと表示名を含む)、デバイスアカウントとデバイス試用の記録(デバイス ID、IP アドレス)、セッション調整の状態のスタンバイコピー |
| 決済代行業者 | PCI DSS レベル 1 | カードおよび決済データ |
| お客様の ID プロバイダー(任意) | SSO と SCIM のソース | ID クレーム、メンバーシップのライフサイクル |
ベンダーのセキュリティ審査でここに記載されていないご質問がある場合は、 お問い合わせフォームからご連絡ください。当社から直接回答いたします。サブプロセッサーの 一覧は、Enterprise のお客様に、発注およびオンボーディングの過程で NDA に基づいて共有しています。